お金持ちになるための必須条件は、「お金の流れ」をしっかり把握すること!
目次
ハッピーミリオネア創造チャネラー深谷孝子です。
あなたは、家計簿をつけていますか? もしくは、これまでにつけたことがありますか?
これは「お金持ちになりたいです」と私に相談してくださる方全員に、必ずお聞きしている質問です。
20代以上の男女3302名に対して実施された家計簿に対する意識調査では、
男性の50パーセント以上、女性の70パーセント以上の方が家計簿をつけることに挫折した経験があるようです。
(株式会社マネーフォワード 家計簿に関するアンケート調査より)
家計簿をつけることができない、という悩みをお持ちの方がいらっしゃる一方で、
「家計簿をつける必要はない。お金持ちは家計簿をつけてはいない」
という主張をされる方も、いらっしゃいます。
ここで文字どおり「そうか、お金持ちは家計簿をつけないんだ」という情報だけを受けとってしまわれる方は、現時点では残念ながらお金が貯められない貧乏思考の傾向をお持ちですので、気をつけてください。
こうした情報に触れたときは、その情報の発信者の前提が、それを聞いている・読んでいるわたしたち自身の前提とは、まったく違うかもしれない、という仮定のもと、用心しながら受けとる必要があります。
例えば、家計簿をつける必要がないのは、すでに頭の中で、お金の流れをしっかり把握しているからかもしれない、といった仮説を考えながら情報を受けとるようにするのです。
今回は、お金持ちになるための家計簿の考え方・つけ方について詳しく書いていきます。
あなたが家計簿に挫折してしまう理由~ハッピーミリオネア流・家計簿論~
家計簿は、手元のお金を計画的に増やすためのPDCA目標管理ツール
あなたが今よりもお金持ちになるということは、
今よりも、もっと手元にある、あるいは自分のもとへやってきてくれるお金たちをコントロールする力を身につける、ということです。
そのベースとなるのは、他でもないあなた自身の夢=増やしたお金を使って達成あるいは実現したい状態と理性で自分の感情や衝動的な欲望をコントロールする自律心です。
そして、そんなあなたを助けてくれるのがPDCA目標管理ツールとしての家計簿です。
PDCA(サイクル)とは、計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)の4段階を繰り返すことで
業務の継続的な改善を目指す手法の一つです。
(Wikipediaより)
もともとは品質管理や生産管理をするための考え方なのですが、
じつは、お金の管理にも応用できる考え方なのです。
P 予算計画(いくら入ってきて、いくら使うのか? 予定を事前に組む)
D お金を貯める、使う(実際に計画に沿って暮らしてみる)
C 家計簿をつける(計画通りにできたか、記録をもとに確認・把握する)
A 予算の見直し、消費行動の見直し(収支状況の改善に向けた行動を起こす)
つまり家計簿をとおして、自身のキャッシュフローを把握するのです。
家計簿をつければ、誰もがすぐにお金持ちになれるわけではありませんが、少なくとも現在地を把握すれば、今ここからどうすれば自分が望む状態になれるのか、選択肢を考えることもできますし、見えてくるようになります。
また、お金の流れがわからなくても、お金持ちになれる人は短期的にはいるかもしれませんが、ずっと継続してお金持ちでい続けるためには、先にも書いた自律心が必要です。消費や浪費の誘惑が多い現代社会において、キャッシュフローに無関心なまま、10年、20年とお金持ちでい続けることは、かなり難しいでしょう。
ずっとお金持ちでいつづける人たちは、お金が大好き!ですから
収入も支出も、その流れ全体もきちんと把握していたいと考えます。
収入と支出から見えてくる
「今」の生活を成り立たせてくれている、お金の流れを知る。
そして、これからお金を増やすためには、どこをどうすべきか考え、改善し、実行する。
そうした考えや行動を人生の習慣として楽しめる人が、お金持ちになれる方ですし、
その実現を手助けしてくれるのがPDCA目標管理ツールとしての家計簿なのです。
「家計簿をつけない」というお金持ちがいる理由
家計簿はつけてないよ、とおっしゃるお金持ちも、よくよくお話をうかがってみると、すでに頭の中にお金の流れがあたりまえに入っていたりします。
自身の扱うお金の全体の流れについてよく知っているから、つける必要がないのですが、そうした前提はその方にとっての「当たり前」なので「家計簿はつけていますか?」と他者に問われたときに、無意識に省略されることが多いのです。
家計簿をつけていなくても、ずっとお金持ちでいる人は、頭の中で自然に前述のPDCAサイクルがプラス方向に螺旋を描いているのです。
また家計簿をつける、という行動を分解してみると
・収入を見る
・支払い明細を見る
・数字を記入する
・計算する
・書いたもの全体を見て振り返る
となります。
これらの行動自体は、お金の全体図を把握する行為ではあっても、お金を生み出す行為ではありません。
お金持ちは時間を大切に使います。なので自身がわかりきっていることを確認するために時間を使うことを選ばないお金持ちもいるのです。
結局、家計簿は必要?不要?
「家計簿は必要?不要?」という問いの答えは、人によって異なりますが、
家計簿をつけることで、わたしたちは、自身がどんな価値感のもとにお金を扱っているのか、その結果どんな現実を体験しているのかを、まるで鏡に姿を映してみるかのように、まざまざと知ることになります。
冒頭にも書いた通り、家計簿は「手元にやってきたお金を効率よく使う計画~振り返り~改善」の流れを見える化し、サポートするためのツールです。
これまでに「今年こそは!」と意気ごみ
家計簿をつけはじめたにもかかわらず、3ヶ月もたたないうちに挫折しちゃった…という方は、もしかしたら「お金の流れを把握する」ことではなく、いつのまにか「家計簿をつけること」自体が目的にすり替わってしまっていたのでは、ないでしょうか。
そうすると支出ばかりに目がいき「あ~こんなに使っちゃって・・・」と自責の念や、罪悪感を感じがちになるだけでなく、そうした苦痛で不愉快な時間を、わたしたちは避けよう避けようとしますから、だんだん家計簿自体を見なくなり、今年もお金の流れを把握しきれない・・・という悪循環に入ってしまいます。
家計簿は、つけることが大切なのではなく、手にしたお金と使ったお金の流れ全体を把握するためのもの。わたしたちの手元にやってきてくれる大事なお金たちを、きちんと管理し手元に残し、増やしていくための便利なツールなのです。
もし「家計簿をつけること」がいつのまにか目的になってしまっていたという方は、今ここから「お金の流れ全体を把握するためにつける」意識へと変えてみましょう。
お金持ちの家計簿は、シンプルです!
参考までに、私の家計簿のフォーマットを例に、ご説明しますね。
私はエクセルで管理しています。
以下の各項目について月ごとにまとめています。100円未満(端数)は切捨てます。
・総収入
・貯蓄
・家賃管理費等
・水道、ガス、電気
・通信費、NHK
・保険料
・食費
シンプルですよね♪
どこかの項目が飛び抜けて高い、ということがあれば、その項目の内容を、ひとつひとつ見て、無駄がないかどうかチェックするのがよいでしょう。
また、大きな金額が動きやすい臨時の収支は、別の表で管理しています。
・資産の売却による収入
・帰省交通費
・税金
・年払いの保険料
・車検費用
・貯金
・その他(検査や病院費など)
額が大きいけれど、日常ではほとんど使わない項目は、別で管理しておいて
必要な時に日付と合わせて書いてしまえばよいのです。
いかがでしょうか?1円単位で細かくつけるわけではないので、できそうな気がしてきませんか?
上記はあくまで一例です。
お好きな括りでよいので、あなたの手元にやってきてくれるお金たちと出て行くお金たちの実際を明確に数値で見てみましょう。
まとめ
家計簿をつけるとは
「今、自分の手元にあるお金がどんな風に流れているのかを、よく知るための行動」。
わたしたちは、大好きな人や大好きなもののことは、たくさん、そして深く知りたいと思いますよね。
お金持ちは、お金のことが大好きです。
もし、あなたがたくさんのお金に愛されるお金持ちになりたいのであれば、
今、ご自分からお金に対する愛情を家計簿をつけるという行動で示されることを、おすすめいたします。
ハッピーミリオネア創造チャネラー深谷孝子は
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